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‖6号(1−6)
〔表〕
・ 圧倒的な怪力の前にみみみは打つ手があるのか!?
・ 注目の急展開!!
・ 今度の敵はレベルが違う・・・!!
〔柱頭〕
・ 新たなる敵・・・!?
凡例など、ごちゃごちゃ書いたけど、大体こんな感じでやって行きます。本誌コメントの後に私から軽くコメントつけたりしますが、別にお前の見解なんていらん!という方はボーダー以降は読み飛ばしてください。
この企画の趣旨は先に述べた通りなので、むむ君登場回からはじめます。
表紙で姿形がはっきりしてるのはマンジーさん。「怪力」っぽいですね。「今度の敵はレベルが違う・・・!!」なんだよ、いままでの面子とかわりなさそーじゃんか、と思いきやみみみ、うしろうしろ! そんな感じで「急展開」の臭い・・・。表紙の一枚絵とコメントが相互に説明しあって内容を予告するつくりになってます。本編が気になってワクワクしてきますね!
で、むむ君は写りの酷いみみみの写真を見て笑ってるわけです。(違います)
「新たなる敵」って毎度はじめましての新しい敵がやってくるのですが、今回とりわけ「新たなる」感じの人がやってくる。いままでのパターンとは違う人だよー、というのが読者のむむ君へのファーストインプレッションだったはずです。
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さて、まったくどうでもいいトリビアですが、お気づきの通りコミックと〔表〕〔柱前〕の順序が逆になっています。また、コミックのほうで〔表〕がカラーページなのに〔柱前〕が白黒ページだという違和感にも気が付くでしょう。ようするに、コミック収録時に入れ替えたということ!コミック1巻を見るとこんなふうに漫画冒頭とタイトルページが逆転している話を見つける事が出来るので、暇な人は探してみよう!
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‖7号(2−1)
〔表〕
・ みみみVSむむ!!!
・ わざぼー/使いどうしのバトル・・・/予測不可能・・・!?
〔柱前〕
・ みみみの前に現れたのは・・・?
〔柱後〕
・ みみみはなぜ負けたのか!?
1話目でコメントしすぎたので、こっからはサクサクと・・・。
「みみみの前に現れたのは・・・?」・・・や、表紙に「みみみVSむむ」って書いてあったじゃん!読者は記憶力を試されているのか。 「わざぼー使いどうしのバトル」「予測不可能」どうなるんだろうなー、わくわく。「みみみはなぜ負けたのか!?」あーあ、負けちゃった。並べると内容読まずともストーリー展開がパッと見で分かる本誌コメントでした。
本誌では新1号に変わるまで、わざぼーF.C.(ファンクラブ)という各話ダイジェストや内容を補足した記事と、読者投稿はがきを紹介をするコーナーがありました。この号では「新ライバルの登場を記念して、今回は敵キャラ特集でおおくりします!」と読者が考えた敵キャラをたくさん掲載してるのですが・・・ん?
「新ライバル登場」?
旧ライバルが一体誰なのか気になりすぎて夢に出てきそうです。
ひとまず、ここにあるようにむむ君のポジションは「(新)ライバル」ってことみたい。
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‖8号(2−2)
〔表〕
・ むむとの戦いで分かった/わざぼーの秘密とは・・・!?
・ 戦いの/数だけ強くなる・・・!!
〔柱前〕
・ むむとの激闘が終わって・・・?
「戦いの数だけ強くなる」と気持ちを盛り上げていても、全体からはむむとの戦いに対する終わった感が漂っています。 「分かった」なんて書いてますが、前回の戦いで「わざぼーの秘密」が明かされたわけではありません・・・。むむ君は来週の戦いの時までに答えを見つけなさい、という宿題を残して去っていった・・・。みみみちゃんオワタ・・・。
「分かった」と表紙でほのめかしているのは、今回はむむ君に負ける原因になった<わざぼーの秘密>が明かされるよ(だから読め)、というセールスアピールですね!わざぼーのことが気になって仕方のない読者の気持ちを惹きつけます。
しかし、ここで一つ疑問が・・・
『「わざぼーの秘密」を知ることが、どうして
「戦いの数だけ強くなる・・・!!」と並べて言われるのか!?』
つまり、たくさん戦ってわざぼーのヒミツを知れば強くなれるということ?そんな風に読めるわけです。 わざぼーの秘密を知ればホントに強くなれるのか?それは物語を読まないとわからない・・・
だから、みんなわざぼー読もうぜ!!
そこまで見越してのコメントさんのセールストークなのかもしれない・・・恐ろしい子!!
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さて、ここからみみみとむむの関係を読むのはちょっと苦しい(汗
やや内容にも言及してしまうけれど、みみみはむむに一度負けた。その負けてしまった原因(わざぼーの秘密)を知り、次の戦いに勝つための作戦をたてられるようになる・・・いわば、『学ぶ』ことで戦士としての成長を果たす。この先そんな展開があるだろう、とこの号のコメントからも何となく読み取れると思います。
このときのみみみにとってのむむって何だ!?
いったいどういう役割を果たしているでしょう。―― 『学び』による成長などと自分で表現しといて、これに則して言うのですが、ライバル・むむ君は「勉強しろ!!」って言ってますね。「むむとの戦いで分かった」とは「むむが戦いで教えてくれた」ということでもありますし。また、彼は作中で一週間後までに答えをみつけておけとか言っている。まるで、親とか先生のように。
競争相手という意味でのライバルがしばしば主人公に『学び』をもたらし、成長を促すというのはよくある話ですけどね。ただ、もうちょっと細かいこというと、前の話でみみみの「あきらめない」性格を気に入った様子のむむ君でした。だからこそ「勉強しろ!!」を言った、彼の思惑はいったい・・・?
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・・・そこで、今さらながら疑問に思うのだけれど、雑誌の対象読者層からのむむ君の評判ってどうだったんだろう?異性への憧れの目で見られる女児は「引っ張ってってくれそうv」「かっこいいv」「素敵v」と思うのかもしれない。でも、男児からしたらどうなんだろう。
突然やってきて親とか先生のような態度で接してくる奴ってどうなのさ!? ということで、むむ君の男児不人気説を唱えてみる。
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